◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本2-0サウジアラビア(2024年10月10日 サウジアラビア・ジッダ)
サッカー日本代表(FIFAランク16位)は10日(日本時間11日)、26年W杯北中米大会アジア最終予選C組でサウジアラビア(同56位)に2―0で勝利。過去3戦全敗無得点だった敵地で“歴史的初ゴール&勝利”を飾り、同予選初の開幕3連勝。史上初の同予選3試合連続無失点も達成した。
1-0の後半36分には、伊東の右CKから途中出場の小川が頭で合わせ待望の追加点。小川は代表では2試合連続ゴールで、サウジアラビア大サポーターを意気消沈させた。
小川は、サポーターを帰らせたことを聞かされると「別に帰らせるつもりはなかったですけど、黙らせる、アウエーでやれる選手は数少ないと思うし、きょうは良い得点だったかなと思いますね」と笑いながらもゴールを喜んだ。
そのゴールシーンについては「僕にはマークついていなかったので、良いボールさえ来れば仕留められると感じていた。みんなが良い動きをしてくれて、スペースが空いた」と自信を持って決めた。
代表では存在感を見せているものの「まだまだ、みんなが積み上げてきたものは計り知れない。僕なんか、まだまだ何もできていない。これからが勝負」と謙虚に語り、今回の大きな1勝に「こういう完全アウエーの中でしっかりみんながプレーをして試合をものにできたのは自分にとってもいい経験。チームにもプラスになった」と手ごたえを口にしていた。
▽2026年W杯北中米3カ国大会アジア最終予選 18チームが3組(A~C)に分かれ、各組2位までが出場権を獲得。3、4位はプレーオフに回る。プレーオフでは6チームが2組に分かれ、各組1位が出場権を獲得。各組2位同士で9位決定戦を行い、勝者が大陸間プレーオフに進む。最大9チームが出場権を得る。