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2階級制覇挑戦の寺地拳四朗は好調アピール 「Lフライと比べて凄く元気。前回との変化を見てもらえれば」

スポニチアネックス 2024年10月11日 15時57分

 ◇Prime Video Boxing 10 WBC世界フライ級王座決定戦 同級1位 寺地拳四朗(BMB)<12回戦>同級2位 クリストファー・ロサレス(ニカラグア)(2024年10月13日 東京・有明アリーナ)

 世界戦7試合を含む2日間興行の公式記者会見が11日、東京ドームホテルで開かれ、プロ5戦目で初の地域タイトル戦に挑む那須川天心(26=帝拳)ら16選手が出席した。

 元ライトフライ級2団体統一王者の寺地拳四朗(32=BMB、23勝14KO1敗)が2階級制覇に挑むWBC世界フライ級王座決定戦は、DAY1(13日)のセミファイナルで行われる。対戦相手のクリストファー・ロサレス(29=ニカラグア、37勝22KO6敗)は18年4月、元王者・比嘉大吾に9回TKO勝ちしてWBC同級王座を獲得。同年12月の2度目の防衛戦で失ったベルトを懸けて寺地と戦う。

 1月の前戦後に右拳を手術し、約10カ月ぶりのリングでフライ級初戦を迎える寺地は引き締まった表情。「体調も凄く良くて、ライトフライ級のときに比べると凄く元気で、当日が凄く楽しみ。ロサレス選手を見ると、よりやる気が出て13日が楽しみです」と意気込みを述べた。アピールポイントを「前回の試合とどこが変わったのか、変化を見てもらえれば」と話し、今後に関しては「勝てば自然と統一戦になってくるかなと思います」とライトフライ級ではかなわなかった4団体王座統一に改めて意欲を示した。

 ロサレスは名トレーナーのエディ・レイノソ氏に師事しており、試合当日は同じく指導を受ける3団体統一世界スーパーミドル級王者のサウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)が応援に来場する。「レイノソチームでグレートな練習をしてきた成果を見せたい」と意気込み、「体調はエクセレント。勝つために日本に来た。拳四朗と正々堂々と戦いたい」と語った。

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