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藤岡弘、「親バカと思って良い。本当に優しい」息子・真威人は「愛」 大好きな子供を「今も4人を毎日…」

スポニチアネックス 2024年10月11日 16時47分

 俳優の藤岡真威人(20)、藤岡弘、(78)が11日、都内で行われた映画「八犬伝」(監督曽利文彦)<正義で何が悪い>ヒーロー談義付き特別試写会に出席した。

 ゲストとして登壇した弘、。「息子と一緒に話をできるのが楽しみ」と共演を喜んだ。息子・真威人は、本作で最年少の八犬士・犬江親兵衛を演じた。

 息子を一文字で表すと「愛」と表現した藤岡。世界中を旅して「人間は、愛があれば解決できないものは何もないんだなと思った。お互い思いやる愛があれば、紛争も争いも何も必要ない。愛なんですよ!愛さえあれば良い!愛が増幅して人間は存在している」と気づき、「子供は小さい頃に愛を持って育てる愛を注ぎ込んで行けば、子供は受け取った愛の分だけ大きくなる。愛を世に返せるんだ」と感じたという。

 その思いから、4人の子供たちには「とにかく愛情を持って」接してきた藤岡。「自分なりのやり方で…愛を込めて子供に注いだ。ちっちゃい頃から抱きしめて、チュウチュウしながら。今も4人を毎日抱きしめてますよね、癖になってますから」と子供への愛を存分に語った。

 また、「本人を前にあまり言いたくない…」と前置きしながら「うちの子は本当に優しい。親バカと思って良いですよ。本当に優しい。私が弱ってきているのを知っているのか、最近優しくなって怖い。お前の前で言ったことないからね…本当に優しい」と息子をべた褒めした。「どんな困難、壁に突き当たろうとも、生き抜き、やり抜いてもらいたい!」という、熱い父の思いに、真威人は汗が止まらない。「ちょっと良いですか…」とハンカチを取り出し、額の汗を拭う場面もあった。

 時代劇初挑戦の真威人に、藤岡は俳優の先輩として様々アドバイス。馬に乗る役どころで、乗馬の練習にも付き合った。真威人が習った先生と藤岡もつながりがあり、併走しながら走ったという。「僕が乗っていると3人の娘も興味を持った。“自分たちも乗りたい”と言ったから、“じゃあ、乗りなさいよ”と言ったら、乗り始めて、“じゃあ、走ろうか”と言ったら、(一緒に)走ってきて。“じゃあ、俺についてこい!”とブァーと走ったら、ついてきて。一人二人落馬してついてこないかなと思ったら全員ついてきている。山の上まで来てるのに、よくこの細い道を上がってきたな」と感心したと、最終的には4人の子供と家族5人で乗馬を楽しんだと明かした。

 日本のファンタジー小説の原点と称えられる「南総里見八犬伝」を約200年の時を超え、映画化した本作。“勧善懲悪”をテーマに、八犬士たちが正義を貫き、悪を討つ姿をダイナミックに描く。

 本作は、25日より全国公開となる。

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