歌手加藤登紀子（80）が11日、大阪市内で「ほろ酔いコンサート2024」（12月29日、大阪新歌舞伎座）の取材会を行った。
大阪での「ほろ酔い…」開催は47回目。何度も劇場を移して開催してきたが「新歌舞伎座が大好きでね。お客さんの心が見える感じで。あと10年ぐらいはここでやりたい」と意気込んだ。
大阪での思い出も濃く「大阪のお客さんはホント面白い。昔、急に“六甲おろし歌え～！”って客席から言われたりね」と笑った。
歌手生活60周年。「私の60年を支えてくれた大切な歌を歌いたい」と「知床旅情」や「百万本のバラ」も披露する予定。「ここまで回を重ねてこられたのは、ある時から年末の恒例にしたこと。“年末にはほろ酔いがある”と思えば自分にもリズムが出てくるし、これがあるから頑張れる」と健康の秘訣（ひけつ）にもなっていると明かした。