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工藤公康氏 “伝説の左腕”から教えられた右打者へのアウトローの重要性「そこから練習するようになった」

スポニチアネックス 2024年10月11日 20時23分

 西武、巨人などで活躍した元ソフトバンク監督の工藤公康氏(61)が11日放送のNHKBS「プロ野球誕生90年 白球プレーバック!あなたが選ぶ名場面」(後7・00)に出演。プロ野球通算206勝193セーブの江夏豊氏(76)の凄さを振り返った。

 1934年に始まった日本のプロ野球は、今年、誕生から90年を迎えた。同局では今回、視聴者からのリクエストを大募集した。90年の歴史の中で生まれた数々の名場面、名プレーを、昭和から平成、令和まで年代別にランキング。豪華ゲストとともに振り返りながら、当時の興奮や熱狂、そして感動をよみがえらせた。

 昭和の名場面では4位に「9者連続奪三振 江夏豊オールスターの快投」、3位に「広島初の日本一へ 江夏の21球」がランクイン。「江夏の21球」で見せたカーブの握りからスクイズを外した場面について、工藤氏は「普通は外せない。無理です。真っすぐだったらわかるような気もしますけど、変化球を外せる人っていないと思う」と語った。

 江夏氏とは「西武で1年だけ(一緒に)やらさせていただきましたけど、それはもう…見るだけで本当に勉強になる方でした」と振り返った。また「僕ら左投手=クロスファイヤーの練習をしていた。でも江夏さんに“ピッチャーの基本は右打者のアウトローや”って教わって。そこからアウトローを練習するようになった」と明かした。

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