歌舞伎俳優の中村歌昇（35）が、二人芝居「～Fallait pas le dire～『それを言っちゃお終い』9.」に出演することが11日、発表された。白樹栞さんのプロデュース＆演出で、11月19～24日、東京・六本木トリコロールシアターで上演される。
原作は、フランスを中心に、ベルギー、スペインなどヨーロッパで繰り返し上演されている人気作で、日本での上演は9回目。今回は歌昇と、紡木吏佐、和久井優、小山百代、矢野優花の4人の声優が日替わりで共演する。
歌昇は播摩屋一門の花形立役。1994年に5歳で初舞台を踏み、2011年四代目・中村歌昇を襲名。15年TBS系ドラマ「下町ロケット」、23年映画「犬、回転して、逃げる」など、テレビや映画にも出演。来年3月5日～3月23日には、石川・能登演劇堂で行われる吉岡里帆（31）と蓮佛美沙子（33）の二人芝居「まつとおね」で初演出を務めるなど、活躍の場を広げている。