元DeNA監督の中畑清氏(70)が11日放送のNHKBS1「スポーツ酒場“語り亭”」(後8・00)に出演。CS(クライマックスシリーズ)に向けて巨人のキーマンについて語った。
阿部慎之助新監督が率いた巨人は4年ぶりのリーグ優勝を果たした。中畑氏は日本シリーズ進出に向けてCSのキーマンを2人挙げた。
1人目は岡本和真内野手。「シーズン後半によって、真の4番の姿を見せてくれた。打つことだけでなくヘッドスライディングするなど4番として勝ちたい気持ちが出ていた」と説明。
この岡本和の気持ちに応えるには、3番起用が予想される吉川尚輝内野手の存在が重要になってくるという。「攻・走・守に対して一番ジャイアンツで影響力を持つ選手。彼を上手く生かせている時に勝ち試合が作れている。本当のキーマンは吉川だと思う。大事な試合で結果を出せる勝負根性を持っている選手だと思う」と吉川の活躍に期待した。