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【卓球】早田ひなが現地調整中に「腕を再度痛め…」棄権 張本美、平野、伊藤、大藤は全員3―0で3回戦へ

スポニチアネックス 2024年10月11日 21時39分

 ◇卓球アジア選手権(2024年10月11日 カザフスタン・アスタナ)

 女子シングルス2回戦が行われ、張本美和(16=木下グループ)がチャン・アリス(マレーシア)に3―0のストレートで快勝し3回戦に進出を決めた。平野美宇(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)、大藤沙月(ミキハウス)もそれぞれストレートで勝利。3回戦に駒を進めた。今大会日本勢トップの第4シードだった早田ひな(日本生命)は故障のため初戦となる2回戦を棄権した。

 団体戦で格上を連破し2勝と躍動。日本を中国が参加した大会では1974年以来50年ぶりとなる金メダル獲得に導いた張本は、粘りが持ち味の相手に対して、緩急をつけた攻撃で揺さぶり、第1ゲームを11―6で先取。第2ゲームもわずか3ポイントしか失わずに連取すると、第3ゲームも危なげないプレーで相手を圧倒し11―2で勝利を決めた。

 大藤はモンゴル選手を相手に11ー6、11―5、11―3と快勝。伊藤もイラン選手に11―8と第1ゲームは接戦も、第2、3ゲームは3ポイントしか奪われずに順当に3回戦に進出した。

 日本勢ラストで2回戦のコートに立った平野は香港選手に第1、2ゲームと、ともに11―7で連取し、第3ゲームは11―2と圧勝しストレートで初戦となる2回戦に勝利した。

 エースとしてパリ五輪の女子チームをけん引した早田は、8月1日に行われたシングルス準々決勝で利き腕の左腕を痛めた。テーピングを巻く痛々しい姿でその後の戦いもプレーし、シングルスで銅メダル、団体で銀メダルを獲得。帰国後は国内外の出場予定だった試合を全てキャンセルし治療に専念したが、約2カ月ぶりとなる実戦のコートに立つことはできなかった。同日に早田は自身のインスタグラムを更新。「いつも沢山の応援ありがとうございます。今回アジア選手権に出場するため練習を再開していたのですが現地での調整中に腕を再度痛めてしまいシングルスでの試合を棄権することになりました」などとつづった。

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