巨人・阿部監督が短期決戦への決意を口にした。リーグ覇者として16日からのファイナルSを控える指揮官は共同記者会見にリモート参加。「（阪神、DeNAの）どちらのチームが来ても厳しい戦いになる。短期決戦の怖さは僕も何度も経験している。最後の最後まで分からないので、気を引き締めて頑張りたい」と決意を語った。
その後は東京ドームの全体練習を見守り、選手の動きをチェック。レギュラーシーズン最終戦が2日だったため、実戦感覚を養うために12日には実戦形式の打撃練習を行う。15勝で優勝に貢献した菅野は「自分たちはシーズンの最後の方で一戦も負けられない戦いを経験してきた。短期決戦で必ずその経験が生きると信じている」と力強く話した。（川島 毅洋）
≪セ・リーグ優勝祝賀会で「必ずまた祝勝会を」≫「セ・リーグ優勝祝賀会」が都内のホテルで開かれた。阿部監督は壇上であいさつし、来場者約1600人に「これから本当に厳しい勝負が待っております。日本一になって、必ずまた祝勝会を開いていただけるように精いっぱい頑張ります」と約束。主将の岡本和も「日本一を目指して頑張ります」と力強く誓った。渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆は体調不良で欠席した。