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【福岡六大学野球】九産大が4季連続48度目V ドラフト上位候補・浦田俊輔が優勝へ導く先頭打者弾

スポニチアネックス 2024年10月12日 12時29分

 ◇福岡六大学野球 第6週1日目 九産大13―5日経大(2024年10月12日 福岡市・FITスタジアム)

 九産大が日経大を8回裏コールドで下し、4季連続48度目の優勝を飾った。

 初回に5点のビハインドを背負ったが、「1番・遊撃」でフル出場した今秋ドラフト上位候補の浦田俊輔(4年=海星)が右越えへ先頭打者弾を放ち反撃の狼煙。3―5の3回には北村健一郎(4年=有田工)が左越えへ満塁弾を放って逆転すると、7―5の8回に一挙6点を挙げてサヨナラのコールド勝ちとした。

 自身の初回の失策が大量5失点につながった浦田は「エラーを取り返そうという気持ちはありましたね。とにかく先頭として(塁に)出ようという意識でした。まだここからだぞ、いう気持ちで打ちました。たまたまです」と今季1号に謙遜。「優勝してここで終わるんじゃなくて、九州大会に向けてチームみんなのレベルを上げていかないといけないと思う」と、明治神宮野球大会出場を懸けて来月2日から始まる九州三連盟代表決定戦を見据えた。

 その約1週間前、今月24日にはドラフト会議も控える。調査書が届いたNPB全12球団との面談も済ませ、あとは自分を信じて待つのみだ。「不安しかないというのはありますけど、大学に入ってやるべきことはやってきた。楽しみに待ちたいと思います」と揺れる心情を明かした。

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