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【山本由伸と一問一答】窮地には「とにかく攻める気持ち」 「自信を持って」リーグ優勝決定Sへ

スポニチアネックス 2024年10月12日 13時22分

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第5戦 ドジャースーパドレス(2024年10月11日 ロサンゼルス)

 ドジャース・山本由伸投手(26)が運命の第5戦に先発。ポストシーズン(PS)では史上初めてとなる日本投手の先発としての投げ合いを制した。5回2安打無失点。安定感抜群の投球内容でチームをリーグ優勝決定シリーズへと導いた。

 最速98・2マイル(約158.0キロ)の直球を軸に、カーブ、スライダー、スプリットなど全てが高いレベルの変化球を操って、パドレス打線を封じた。ベンチ前でロバーツ監督と力強くハグ。ベンチ内では満面の笑顔の大谷に“よくやった”とばかりに頭をなでられた。試合後の山本の主な一問一答は以下の通り。

――今日の試合にあたりどんなプランで臨んだ?

 配球の面もすごく何度もミーティングを重ねて確認しましたし、もちろん技術のところもたくさん調整して、本当にとにかくベストの状態で、よりよい状態で、きょうマウンドに上がれるように意識しました。

――ダルビッシュと投げあうことへの思いは?

 ポストシーズンで日本人投手が両チーム先発するのは初めてということで、すごく野球ファンの方が楽しみにしてくれたと思う。

――3回、走者を背負ってタティスの場面。どう切り抜けようと思っていたか?

 とにかく攻める気持ちを持って、自信を持って思い切り投げました。

――前回の投球を受け、今日の試合にどういう思いで向かっていったか?

 この試合に向けて、なるべく早く切り替えて、やっていかないとな…と個人的に思っていたのと、チームメートのみんなが凄く「信じてるから」とマウンドに送り出してくれたので。本当に今日いいピッチングができたのは、チームメートの皆さんのお陰だなと思っています。

――大谷からは助言だったり、気持ちを前に向かせる言葉があったのか

 前回登板した後にたくさん声をかけてくださりましたし、今日もポジティブな声かけをたくさんしていただきました。

――具体的にはいつ頃、何がきっかけで気持ちを切り替えられたのか

 もちろんすぐには切り替えられなかったですが、たくさんチームメートの方が声かけてくれましたし、サンディエゴでキケ(E・ヘルナンデス)と2時間くらい話をしたり、本当にチームメートのお陰ですね。

――ダルビッシュと同じマウンドで投げたが、感じるものあったか

 試合中は自分の投球に凄く集中しているので。ダルビッシュさんのことは凄く心から尊敬していますし、同じマウンドで同じ試合で登板できたことは、すごく嬉しく思いました

――次は千賀がいるメッツ。日本人投手と投げ合う嬉しさは

 本当にこういった大事な一戦で同じ試合に登板できることはすごく嬉しく思うし、そこでしっかり自分の投球ができるように頑張りたいと思います。

――プレッシャーがかかる登板でいい投球をした。投手として一つ大きくなった

 とりあえず、今日はすごくいいピッチングができましたが、次の試合があるので、そこに向けて、しっかりやっていきたい。何らかのプラスにはなるかなと思うので、しっかり自信を持って投げたいと思います。

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