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古賀紗理那さんが引退セレモニー「選手の指導したい」と言及 母から受け取ったボールで“ラストサーブ”も

スポニチアネックス 2024年10月12日 16時16分

 ◇バレーボールSVリーグ NEC川崎-埼玉上尾(2024年10月12日 とどろきアリーナ)

 バレーボール元女子日本代表主将でパリ五輪を最後に引退した古賀紗理那さん(28)が12日、バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」の女子の開幕戦後に行われた引退セレモニーに臨んだ。

 古賀さんは9年間在籍した古巣・NEC川崎と埼玉上尾の開幕戦後にコートに登場。熊本信愛女学院高後の15年にNEC川崎に入団し、今夏の現役引退まで9年間、NEC川崎一筋でプレーした。

 セレモニーではNEC川崎の選手が「THANKS!! SARINA KOGA」とプリントされたTシャツを着用して見守る中、チームメートとのトークショー形式で現役生活を振り返った。

 チームに加入してよかったことを問われると、「選手がみんな仲良くて、けど練習中とか私が若手の頃は厳しかった。馬鹿みたいに厳しくて。でもコートの中だけで、ネチネチしている人がいないので。私はネチネチしている人嫌いなので助かりました」と語り、会場の笑いを誘っていた。

 今後について聞かれると「今後は特に確実に決まっているわけではない」と前置きした上で、「本気で日本代表を目指している選手に指導したいという気持ちがある。スキルだけじゃなく気持ちや取り組む姿勢などの部分で私も貢献したい」と語った。

 そして、NEC川崎のファンに対して「うちのファンの皆さんは苦しいシーズンが続いた時でもずっと応援してくれた。苦しくても楽しくても背中を押してくれて、私自身も人の応援の力は自分を振るい立たせてくれると実感した。本当に感謝しています。今季もチームの応援をしてほしいですし、私もたまにテレビに出たりした時は絶対に見てください」と語り、サポートに感謝した。

 セレモニーの終盤には母・博枝さんが登場。博枝さんからボールを受け取ると、そのボールで“ラストサーブ”を放ち、現役生活に別れを告げた。

 

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