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木村カエラ スランプを振り返る 子育て経て「空っぽになっちゃった」「あそこを乗り越えたから今が」

スポニチアネックス 2024年10月12日 16時49分

 歌手の木村カエラ(39)が11日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。スランプ状態だった時期を明かす場面があった。

 木村は17歳でファッション雑誌「Sevnteen」の専属モデルとして芸能界入り。2004年、歌手としてメジャーデビュー。今年デビュー20周年を迎える。

 20周年を迎えた思いを聞かれた木村は「自分の中で一番大好きなことを続けてきただけで20年経っちゃった、みたいな感じ。生きてると同じ。本当に好きなことを続けてきたら20年経ったんだなって、思うんですけど、“アーティストは10年続けられたら凄いんだぞ”って、言われたんですよ、スタッフの人にデビューの時に。凄いことだなってちょっと実感があります」と笑顔を浮かべた。

 MCの「Kis―My―Ft2」藤ヶ谷太輔が「ダメかなと思う瞬間もあったのかなって」とたずねると、「あったと思います」と木村。「それこそ、絵本を書いている時はまさにスランプ状態で」と2018年に発売された初の書き下ろし絵本「ねむとココロ」の制作時に実はスランプだったことを明かした。

 「それもまたご縁に恵まれていて、絵本を書くことで、自分の感性、この色がいいなって直感とか、整えることができて、この後に、少したったら抜け出しているんですけど」と振り返った。

 2010年に第1子を出産し、ママになった木村。「やっぱり子供がめちゃくちゃ大好きなんですよ。お母さんになって、小さくして生まれてくると、自分が育てないとその子の命が守れない。だから、自分のことは置いておきますよね。髪がボサボサであろうが、何であろうが、映画が見れなかろうが、音楽が聞けなかろうが、子供に愛情を向けて、何年間か生きていくわけですよ。でも、その時に自分に吸収してきたものが何もなかったから、空っぽになっちゃったんですよ。そのあとに、何かを生み出そうと思ったら、何も生まれなかった時期があって」と回顧。それでも「あそこを乗り越えたから今の20年があるって思ってます」と胸を張った。

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