◇セCSファーストシリーズ第1戦 阪神1ー3DeNA（2024年10月12日 甲子園）
今季、阪神のブルペン陣を支えてきた左右の両腕が攻略された。
0―1で迎えた6回に登板したのは桐敷。1イニング目こそ三者凡退で切り抜けるも、2イニング目の7回につかまった。1死から牧、佐野の連打を浴び、一、三塁とされたところで降板。石井にバトンを渡した。
その石井も、打者1人目のオースティンに右中間を深々と破られる2点二塁打を許した。一気に0―3と差は広がり、9回の打線の反撃も実らず、大事な第1戦を落とした。
桐敷は「いい流れで（石井）大智さんにつなぎたかったが、それができずに悔しい。また明日、同じような場面もあると思うので、頑張りたい」とリベンジを宣言。石井は「投げたいところに投げられなかった。完全な失投」と唇をかんだ。