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キングオブコント大接戦!ファイヤーサンダー、ロングコートダディ、ラブレターズが1点差以内で最終決戦へ

スポニチアネックス 2024年10月12日 20時58分

 コント芸日本一を決める「キングオブコント2024」が12日、開催され、ファイヤーサンダー、ロングコートダディ、ラブレターズが最終決戦へ駒を進めた。

 蛙亭、カベポスター、ザ・マミィなどバラエティー番組でも人気のコンビが準決勝で脱落。波乱の大会で、個性あふれる3組が頂点への挑戦権を手にした。

 1位通過のファイヤーサンダーは、「毒舌散歩」のネタを披露した。こてつ演じるタレントが街ブラロケで、犯罪者にたとえた毒舌ツッコミを入れた街の人たちが、実際にその通りの犯罪者だと分かり、警察官(崎山祐)にスカウトされるという奇想天外ネタ。サスペンス要素も加わり、476点を獲得した。審査員の「東京03」飯塚悟志は98点という高得点で、「すごく良質ないいものを見せてもらった。めちゃくちゃおもしろかった」と興奮気味に話した。

 ロングコートダディは先頭バッターで登場し、花屋を舞台にしたネタを披露。花のセンスのない男性客(兎)が、恋人にプレゼントする花を店員(堂前透)にリクエストするが、お互いの意図がかみ合わず、最後はお互いが挑発気味になっていく様子を演じた。得点の出にくい1番手ながら、いきなり500点満点で475点という高得点。96点を付けた飯塚も「トップで96点を出すって相当勇気いるんですよ。出さざるを得ないくらい好きでした」と絶賛の出来だった。

 最後に登場したラブレターズは、引きこもりの息子を抱える、ケンカが絶えない中年夫婦が、息子のポケットからどんぐりが出てきたことをきっかけに、その行動範囲を血眼になって調査するネタを演じ、475点で2位タイ。最後の最後に、474点のや団をかわして滑り込んだ。

 キングオブコント2024は大会史上最多の3139組がエントリーし、コント芸日本一の称号と優勝賞金1000万円をめぐる、し烈な争いを繰り広げた。決勝大会はcacao、コットン、シティホテル3号室、ダンビラムーチョ、ニッポンの社長、ファイヤーサンダー、や団、ラブレターズ、隣人、ロングコートダディが出場した。審査員は飯塚悟志(東京03)小峠英二(バイきんぐ)秋山竜次(ロバート)山内健司(かまいたち)じろう(シソンヌ)。

 大会はTBS系「お笑いの日2024」内で午後6時30分から生放送され、浜田雅功(ダウンタウン)がMCを務めた。

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