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ドジャース・大谷&由伸 「手慣れた動き」目立った2度目シャンパンファイト

スポニチアネックス 2024年10月13日 1時32分

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第5戦 ドジャース2-0パドレス(2024年10月11日 ロサンゼルス)

 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月から大谷を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回は大谷と山本のシャンパンファイトの様子についてレポートした。

 大谷、山本にとって今季2度目のシャンパンファイト。地区優勝を決めた1度目よりも、「手慣れた動き」が印象に残った。

 黒い記念Tシャツに着替え、バドワイザーのロング缶やシャンパンボトルを縦に振り、勢いよく泡を飛び出させるコツは既にマスターしている。大谷はテレビインタビュー中の山本を襲撃。2人とも目を保護するゴーグルは、前回同様に途中で脱ぎ捨てていた。

 報道陣にも今季2度目のシャンパンファイトで、私は日本からレインコートを準備してきた。9月19日の敵地マーリンズ戦で会見室に忘れてくる痛恨のミスを犯したが、予備としてもう一着をスーツケースに入れていた心配性な性格が奏功した。ウインドブレーカーで代用する人もいるが、ファイト後は洗濯しても臭いが落ちにくいのが難点。過去2年の他球団のシャンパンファイト取材で学んだ“ずぶ濡れ対策”で、他にビーチサンダルに履き替える記者もいた。

 取材中に選手やコーチ、スタッフが報道陣にもシャンパンやビールをかけるのは日米共通だ。この日も大谷の取材中にあるコーチがシャンパンボトルを振り回して大暴れ。別の場では、先日ロッテ・佐々木の視察へ弾丸来日していたアンドルー・フリードマン編成本部長も、報道陣に勢いよくシャンパンの泡を発射していた。

 リーグ優勝決定シリーズ優勝、ワールドシリーズ制覇となれば、あと2度シャンパンファイトが見られる。ロッカー室はビニールで覆われたが、じゅうたんは水たまりができるほど水浸し。一体、誰がどのように掃除するのか取材しなきゃ。

 ≪シャンパン96本&ビール180本30分で泡≫恒例のシャンパンファイトではシャンパン96本と、バドワイザーのロング缶12本入り15ケースの計180本が準備された。シャンパンは09年1月のバラク・オバマ米大統領就任昼食会でも使用された、コーベル社製。バドワイザーは前回よりも60本多く準備されたが、いずれも30分ほどで泡と消えた。

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