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第1戦先発のメッツ・千賀 大谷対策は明言避ける「ここでしゃべる人はいない」ドジャース打線全体を警戒

スポニチアネックス 2024年10月13日 1時44分

 メッツの千賀滉大投手(31)が12日(日本時間13日)、13日(同14日)から始まるナ・リーグ優勝決定シリーズの前日会見に臨み、ドジャース・大谷翔平投手(30)については明言を避けた。

 大谷へのアプローチを聞かれた千賀は「ここでしゃべる人はどのピッチャーもいないと思います」と具体的な話はしなかったものの、映像でチェックしたという地区シリーズの試合に関しては「ダルさんがすごいいいピッチングしたなという感想と、やっぱり甘い球はどのバッターも強く振って来ますし、1から9までしっかり気を抜けないなというのは改めて思いました」と、打線を全体的に警戒した。

 カルロス・メンドーサ監督はこの日の会見で、千賀の第1戦先発を発表。3回をめどに登板させる意向を見せていた。球数などについて、千賀は「終わりと言われたら終わりと思ってる。それまでは自分でそういうのを決めずに、行けるところまで思いっきりいきたいなと思っています」と全力投球で入る意志を見せた。

 また、ドジャース打線についての印象としては「ドジャースに限らず、強いチーム、いいバッターに関しては、ミスしたら打たれるのが基本だと思っているので、バッターというよりは僕のできることを一生懸命やりたいなと思います」と胸中を明かした。

 千賀は今季、右肩痛で出遅れるなど7月26日ブレーブス戦の1試合の登板にとどまりレギュラーシーズンは1勝、防御率3・38だった。

 その後、左ふくらはぎの負傷や右上腕の張りもあり、ワイルドカードシリーズは出場選手登録外だったものの調整を続け、フィリーズとの地区シリーズ開幕戦で電撃復帰。シュワバーに先頭打者アーチを浴びたものの2回1安打1失点だった。

 地区シリーズではドジャースがパドレスを下し、メッツとのリーグ優勝決定シリーズ進出が決定。ドジャースとパドレスの同シリーズでは大谷VSダルビッシュやダルビッシュと山本の投げ合いが実現したが、リーグ優勝決定シリーズでも千賀と大谷の日本人対決が実現する可能性が濃厚だ。

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