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ナ・リーグMVP候補同士の顔合わせ 大谷VSリンドア 優勝決定シリーズで価値ある働きができるのは…

スポニチアネックス 2024年10月13日 8時45分

 ニューヨークポストのジョン・ヘイマン記者が、ドジャース・大谷翔平VSメッツ・フランシスコ・リンドアのナ・リーグMVP候補対決に焦点を当てている。

 公式戦のMVP投票は、よほど指名打者嫌いな投票者がいないかぎり、大谷が満票で選ばれるとしている。しかし、このナ・リーグ優勝決定シリーズに向けては、リンドアの方が勢いでリードしているのかもしれない。

 リンドアはフィリーズとの第4戦で逆転の満塁本塁打を放ちシリーズに決着をつけた。今季のリンドアはスロースタートだったが、公式戦後半に火がつき、最後の57試合で打率.306、16本塁打、OPS.943。加えて遊撃手として高く評価され、メッツの冷静で情熱的な精神的リーダーとして認められた。

 ポストシーズンに入ってからも、本塁打1本、二塁打3本、6打点、6四球。出塁率は・382だ。

 一方の大谷はヘイマン記者の目には調子が悪いように見える。地区シリーズ第1戦でディラン・シースから本塁打を放って以来、大爆発とはいえず、第5戦で信頼できるナ・リーグのスカウトから「大谷はダメだ」という2語のテキストメッセージを受け取ったそうだ。長打は1本だけ、4打点、2四球、10三振。リンドアと同じ1番打者だが、出塁率は・273で109ポイントの差がある。果たしてナ・リーグ優勝決定シリーズでMVPの働きをし、チームに最も価値をもたらせるのは大谷なのかリンドアなのか?

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