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J3大宮 最速タイでJ2昇格決定 新親会社レッドブル幹部の前で歓喜 

スポニチアネックス 2024年10月13日 18時6分

 ◇明治安田J3リーグ第32節 大宮3-2福島(2024年10月13日 NACK5スタジアム大宮)

 大宮が福島に3-2で快勝し、1年でJ2復帰を決めた。

 1日付で大宮の全株式を取得したレッドブル社のテクニカルダイレクターで、元ドイツ代表FWのマリオ・ゴメス氏(39)らがスタンドで観戦する中、前半32分にDF浦上仁騎(27)のゴールで先制、一度は追いつかれたが、前半終了間際にMF泉柊椰(23)が決めて勝ち越し、後半もMF石川俊輝(33)が加点して逃げ切った。

 6試合残してのJ2昇格決定は20年の秋田と並んでJ3最速タイ。

 長沢徹監督(56)は「1万1200人のサポーターが来てくれて、勝つことができたのと、最初のミッションをクリアできて笑って帰ってもらえた。ゲームは思うようなディフェンスができていたが、出足が遅くてそこは修正した。普段できるが、プレッシャーかかっていた。いいサッカーができたけど、というのは去年で終わり。勝たないと意味がない。最初の目標はトップ。今治とビッグマッチが待っているので、1回呼吸して準備したい」と次節、勝てばJ3優勝が決まる2位・今治戦に照準を合わせた。

 

 泉は「昇格は通過点だと思っていたので実感はわいていない。チームとしては最低条件、そこに自分のゴールで関われたのはよかった」

 今季加入しチームトップの9得点を挙げている元日本代表FWの杉本健勇(31)は「ファンやサポーターは早く決めてほしいと思っていたし、NACK5スタジアムで決められたのはよかった。残り試合、もっと点に絡めるようにしたい。1年、いろいろあったがまだ終わっていない。優勝も決まっていないし、明日から準備したい」と語った。

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