元NEWSでミュージシャンの手越祐也（36）が、13日放送の日本テレビ系バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ！」（日曜後7・58）に出演し、4年ぶりに番組復帰した。
人気番組を盛り上げてきた名物キャラが、20年5月24日放送以来の登場。番組でも9月29日放送回で、手越が復帰することが報告されていた。MCの「ウッチャンナンチャン」内村光良が、宮川大輔とともに6年ぶりにイタリアでの祭り企画に参戦することを予告。その予告映像で「そしてもう一人…」と映し出されたのが、手越だった。
VTRでは、法被姿の内村、宮川が、大きな虫網を持って「捕まえた！」と手越を捕獲。手越は「びっくりした！何？何？」と驚きの声を上げ、これが復帰第一声になった。内村から「行くよ！行くよ！祭り、祭り」と声を掛けられると、手越は「俺もう、イッテQ出れるの？」と目をぱちくりさせた。2人からハグで復帰を祝福され、宮川はめがねを取って涙した。
手越は「イッテQ」に、07年2月の番組開始時からレギュラー出演。チャラ男キャラが過酷な海外ロケに挑む姿で人気だった。20年5月に新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で、飲食店に外出していたことが2度にわたって発覚。活動自粛となり、翌6月に事務所を退所した。これに伴い、「イッテQ！」など全レギュラー番組を事実上の降板となっていた。
そんないきさつがあっただけに、番組では反省の弁を述べた。「イッテQという番組と、出演者、スタッフの皆さんは家族だと思って一緒に番組をやってきたので、4年前ああいう形で番組を離れることになって、育ててもらった皆さんにも、視聴者の方にも、かけた心配だったり、迷惑だったり、凄く申し訳なく思っていましたし、恩返ししたいなというのは常に思っていました」。その上で「無我夢中で祭りロケに挑みたいと思います」と、もう一度与えられたチャンスを喜んだ。
3人はイタリア北部のコマッキオで、うなぎ舟と呼ばれる舟を使ったレースに挑んだ。ロケの自撮り動画では、「ていっ！手越祐也です！」と、番組でのおなじみのポーズを久々に披露した。しかし、舟に乗ると、バランスを崩して落下した内村のあおりを受けて手越も落下するアクシデントに。さっそく「イッテQ！」の洗礼を浴びた。その後の練習でもゴール直前で落水。「ゴール前で、最悪。やっちまった！」と悔しがった。
それでも、久々の手越の奮闘ぶりに、SNSには「やっぱ手越のいるイッテQ最高やな！」「手越のイッテQってだけで青春蘇りすぎ」「やっぱ手越いるとおもろい」「手越はやっぱり必要」と温かいコメントが。退所後はテレビ出演もなかっただけに、「テレビで手越見れるのが本当に嬉しい」と喜びの声もあった。
また4年前とあまり変わらないビジュアルにも、「手越36なん嘘やろ」「手越ほんとに変わんないな」「手越変わらなすぎて泣ける」と驚きの声が上がっていた。