タレントの榊原郁恵（65）が13日深夜放送のBSフジ「ハートフルTV『虫の知らせ』」（日曜深夜0・00～）に出演。芸能界入り前に夢がかなったことを振り返った。
「第1回ホリプロスカウトキャラバン」で優勝して芸能界入りした榊原は「月刊明星とか月刊平凡とか買っていて。そこにホリプロタレントスカウトキャラバンっていうのがあった。私は全然芸能界に興味がなかったけど、なぜかそれだけがポッと目に入って」と、応募した経緯を振り返った。
見事地方予選を合格し、本選へ。そこに「ホリプロのタレントさんだけじゃなくて外部の方もゲストで来られてて」と、俳優・三浦友和と大ファンだった郷ひろみがゲストとして呼ばれていた。
第2次審査の演技審査では「なぜかわからないけど『貫一お宮』のセリフを突然のように渡されて。なんかよくわかんないような芝居をするんだけど…そのお相手が郷ひろみさんだった」と明かした。
大ファンだった郷が相手役に「私からしたら、ファン心理っていうのは“いずれ好きな人と結婚する”っていうのが最終目的。だから郷ひろみさんと私は結婚することが最終目的だったのが、オーディションの時にこの（近い）距離で『貫一お宮』ができたことで“私の人生これで終わりだ”と思って」と当時の心境を語った。
そして「夢がかなったと思った」ものの「でもそこから私はスタートだった。受かっちゃったんです、そこで。ホリプロに入ることになり、今現在の私がいるんですけど」と、同番組にゲスト出演した郷に深々と頭を下げて感謝した。