日本ハムの伏見寅威捕手(34)が14日、アクシデントに見舞われた。
1勝1敗で迎えたロッテとのクライマックス・シリーズ(CS)第3戦を控えた試合前練習中。三塁でノックを受けていた奈良間の打球が手前でイレギュラーし、グラブでかすかに弾いたボールが後ろで控えていた伏見の顔面に当たった。顔を抑えてその場にうずくまったが、自らの足でファウルゾーンへ移動。患部をタオルで押さえながら駆けつけたトレーナーとベンチ裏に下がったが、流血しているとみられる。
オリックスから移籍2年目の今季は62試合に出場し、打率・242、21打点をマーク。若手が多い捕手陣の大黒柱であり、前日のCS第2戦では8回からマスクを被り、3番手の山崎を3回無安打無失点と好リードし、延長10回サヨナラ勝ちに貢献していた。