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メッツ投打かみ合わず完敗 千賀が2回途中3失点KO 自慢の打線もドジャース投手陣に沈黙

スポニチアネックス 2024年10月14日 12時9分

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 メッツ0-9ドジャース(2024年10月13日 ロサンゼルス)

 メッツの千賀滉大投手(31)が13日(日本時間14日)、敵地でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発し、2回途中2安打3失点で降板。チームもドジャースに完敗を喫し初戦を落とした。

 初回は先頭・大谷を1ボールからの2球目、92・8マイル(約149・3キロ)の直球でニゴロに打ち取った。ただ、続くベッツにストレートの四球を与えると、フリーマン、T・ヘルナンデスも歩かせ、3者連続四球となった。

 1死満塁で初球を狙ったスミスを中飛に打ち取り2死までこぎ着けたが、続くマンシーに真ん中付近のカットボールを中前へ運ばれ、2者生還。先制点を許した。

 2回も先頭・ラックスを四球で歩かせ制球難を修正できず。続くエドマンの犠打で1死二塁にすると、大谷には初球、真ん中付近に入ったカットボールを右前へ運ばれ、二塁走者・ラックスが生還。3点目を失ったところで交代が告げられた。投球内容は1回1/3を2安打4四球3失点。30球を投げボール球は20球を数えた。

 ベンチに戻った千賀は口を真一文字に結び、悔しそうな表情で試合を見つめた。

 千賀は今季、右肩痛で出遅れ、7月26日ブレーブス戦で復帰も登板中に左ふくらはぎの張りで降板し、レギュラーシーズンはわずか1試合で終了。その後、右上腕の張りもありワイルドカードシリーズは出場選手登録外だったが調整を続け、フィリーズとの地区シリーズ開幕戦で電撃復帰。2回1安打1失点だった。

 大谷とのメジャーでの対戦は23年8月25日の1度だけで1打数1安打、2四球。日本時代は22打数5安打、打率・227、2本塁打、4打点で13三振を奪っていた。

 メッツは4回にも3番手・ピーターソンが4安打を集中され3失点。8回には5番手・ブットも3失点するなど、投手陣が9失点。地区シリーズでミラクルを見せ、逆転勝利してきた頼みの打線も相手先発・フラーティに7回までわずか2安打と沈黙。8回も2番手・ハドソンを攻め1死一、二塁としたがリンドア、ビエントスと上位打線が抑えられ無得点。地区シリーズ4試合で計33点を奪った打線がまさかの零敗を喫した。

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