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メッツ指揮官 2回途中3失点の千賀「今日は調子が悪かった」もコンディションは「問題なかった」

スポニチアネックス 2024年10月14日 14時4分

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 メッツ0-9ドジャース(2024年10月13日 ロサンゼルス)

 メッツの千賀滉大投手(31)が13日(日本時間14日)、敵地でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発し、2回途中2安打4四球、3失点で降板。チームもドジャースに完敗を喫し初戦を落とした。試合後、カルロス・メンドサ監督が先発右腕に言及した。

 指揮官はこの日の千賀の問題点について「彼はオフだった。速球が良くなった。勝負にならない球が特にスプリットに多かった。彼の投球を見ていると、手にボールが付いていなかったことがわかる。確かに今日は調子が悪かった」と指摘した。

 球速も最速94・5マイル(約152・1キロ)止まりと低下していたことから、コンディションを不安視する声もあるが「登板後、(体の状態を)確認するために彼と話をした。肉体的にはいい状態が続いていると言っていた。問題はなかった。ただ、少しイライラしていたようだ」とあくまで肩や下半身に不安はないと否定した。

 初回に3連続四球を与えるなど、立ち上がりから制球難が目立っていたことから、初回で降板させなかったことに「(2番手の)ギャレットを準備した。でも、こういう判断は難しいもので、早い段階で彼を降ろすのは…」と難しかったと腕組みした。

 18日(同19日)の第5戦で再び先発することが有力視されていたが、今後について「彼がマウンドに立つたびに調整してきたのと同じように、これから2、3日、彼がどう反応するか見守るしかない」とし、「第5戦にどう臨むか、あるいはどんなケースになるかを見ていくことになる。ただ、彼がどう立ち直るかがポイントになると思う」とまだ数日あることから様子を見るとした。

 そして、改めて第5戦について問われると「いずれ分かる。ブルペン陣の状態を見て、千賀の調子も見ながら決断しなければならない」と語るにとどめた。

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