◇パCSファーストS第3戦 日本ハムーロッテ(2024年10月14日 エスコンF)
日本ハムの北山亘基投手(25)が14日、クライマックス・シリーズ(CS)ファーストステージ(S)第3戦のロッテ戦(エスコンF)に先発登板。0―0の2回、チームにとってCS3戦連続となる先制点を許した。
今季ロッテ戦1戦1勝。4月20日の対戦では4安打完封勝利をマークしている北山。
初回を無失点で立ち上がったが、2回1死から連打で一、三塁のピンチを背負うと、友杉に自身も生き残るセーフティースクイズを決められ、CS3戦連続の先制点を奪われる。さらに1死満塁とされると、荻野に中犠飛を打たれ2点目を失った。
試合前にはチームをアクシデントが襲った。練習中に伏見の顔面に打球が当たり顔を押えてその場にうずくまると、患部をタオルで押さえながらベンチ裏に下った。周囲は騒然となり病院に直行したが、この日もベンチ入り。前日のCS第2戦では8回からマスクをかぶり、3番手の山崎を3回無安打無失点と好リードしたベテランのためにも、チーム一丸でファーストS突破を目指す。