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「勝って10月までプレーしたい」T・ヘルナンデスがドジャースと単年契約だった理由 代理人が経緯語る

スポニチアネックス 2024年10月14日 15時9分

 ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)の代理人を務めるラファ・ニエベス氏が13日(日本時間14日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。T・ヘルナンデスが今季、ドジャースと単年契約を結んだ経緯を明かした。

 T・ヘルナンデスは昨オフ、マリナーズをFAとなり、2350万ドル(約34・6億円)の単年契約でド軍に加入。今季終了後には再び、FAとなる。

 ニエベス氏は「9カ月前、すべての代理人が私とテオが1年契約を結んだことを批判した」と記し「実際のところ、市場は低調気味で彼は投手に有利な環境でプレーし、低迷した年を終えた」と投手に有利なTモバイルパークを本拠にマリナーズでプレーしていたことから、成績も伸び悩んだとした。

 当初は「3年契約を探していた」というが、市場の流れを読み、その契約は難しいと判断。ニエベス氏がT・ヘルナンデスに優先順位を尋ねたところ「勝って10月までプレーしたい」と答えたそうで「方向転換して、興味を持つチームと最高の短期契約を得ることに集中した」と経緯をつづった。

 その上で「9カ月後の状況は次の通り」と記し、33本塁打、打席あたりの得点創出の多さを平均的な打者を100としてパーセンテージで評価するwRC+、WAR(勝利貢献度)はいずれもキャリアハイだったとし、球宴出場や球宴本塁打競争での優勝に加え、シルバースラッガー賞も獲得するだろうと最高のシーズンを送ったと紹介した。

 そして「彼は今年、3年契約で得た金額よりも多くのお金を稼ぎ、キャリア最高の年を終えて再び市場に出ることになる」と今オフのFAではさらに大型の複数年契約を結ぶことが予想されるとし「今、笑っているのは誰ですか?」と結んだ。

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