◇出雲全日本大学選抜駅伝（2024年10月14日 出雲大社前─出雲ドーム前の6区間45・1キロ）
青学大は3位に終わり、6年ぶりの出雲路制覇に届かなかった。
1区の鶴川正也（4年）が区間賞を獲得する絶好のスタートを切ったが、そこから順位がめまぐるしく入れ替わる展開に。最終6区（10・2キロ）の太田蒼生（4年）は、トップの国学院大と24秒差の3位で発進した。
国学院大は平林清澄（4年）、2位の駒大は篠原倖太朗（4年）と実力者が駆け、太田は上位2チームを抜くことはできず、3位でフィニッシュ。原監督が「かっ飛ばせ大作戦」を掲げた今大会は、無念の“空振り”に終わり、3冠への挑戦はあっけなく幕を閉じた。
原監督は「1区から勝てるというタイミングがなかった。あらためて勝つのは難しいと感じた」と話した。
▼出雲全日本大選抜駅伝 学生3大駅伝の初戦。89年に始まり、今年は第36回目（第26回は台風、第32回は新型コロナの影響で中止）。山梨学院大の優勝6度が最多。