サッカー日本代表は15日に埼玉スタジアムでW杯アジア最終予選第4戦でオーストラリア戦に臨む。14日は会場で冒頭15分公開の最終調整。主将のMF遠藤航が欠場になる可能性がある中、MF堂安律（フライブルク）は「僕は変わらずチームが勝つために、日本が勝つために常に声を掛けていきたい」とリーダーシップを発揮することを誓った。
「誰が出ても戦力を落とさずにできるのが今の日本代表の良さ」と強調するが、今W杯アジア予選全8試合に出場しているのは堂安ただ1人。出続けられる要因として「体が強いからです。両親に感謝ですね」と冗談を飛ばしたが「監督がやりたいことや求めていること…空気を読むじゃないですけど、色んな雰囲気を感じながらプレーはしている」と第2次森保政権で背番号10を背負うレフティーの存在感は、日増しに大きくなっている。
サウジアラビア戦では前半はウイングバックで、後半からはシャドーの位置でプレー。「どのポジションでもやれる自信はあるし、フィットネス的にも上がってきている。それ（全試合出場）は知らなかったので自信になる」。アジア最終予選初得点を挙げ、チームに勢いをもたらす。