浦和は14日、さいたま市内で19日の敵地・東京V戦に向けた練習を報道陣や一般に公開した。
右膝痛で離脱していたMFサミュエル・グスタフソンが全体練習に復帰。状態については「まだ完璧とは言えないが、メディカルチームに力になってもらっている」と語り、「（ケガは）事故的に起こったもの。もちろんうれしいものではない」と説明した。
右眼窩壁骨折、鼻骨骨折で離脱していたDFマリウス・ホイブラーテンもチームに合流。フェースガードを着用しながら練習をこなした。グスタフソンは「彼が苦しんだタフなケガだったが、このように戻ってきてくれてうれしい」。これまでフェースガードを使用したことはないという。「ヒーローっぽい。マスクの経験はないし、これからもないことを願っている」と笑顔で話した。
8月にペアマティアス・ヘグモ監督が解任し、マチェイ・スコルジャ監督が復帰。新体制での変化については「もちろん、ペアマティアス・ヘグモ前監督とは違った哲学。ただ、我々選手たちは同じ。結果的にピッチに立つのは選手たち。マチェイ監督が来て、そんなにまだ時間も経っていないので、全てが大きく変わったわけではない」と語った。
先発出場した9月のFC東京戦でのプレーにも言及。「より攻撃的に行ってほしいという監督からの要望があった。裏に抜けるランニングも心がけた。そういったトライをした」。今後については「もちろん、この新しいやり方っていうのは、まだ始まったばかり。時間が経つにつれ、良い形になっていけばと思う」と見据えた。