作家で文化功労者の井上ひさしさんの三女、井上麻矢さんが代表を務めるこまつ座の第152回公演「太鼓たたいて笛ふいて」が、11月1日から東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで開幕する。
同舞台は、井上ひさしさんが脚本を手がけた音楽評伝劇。「放浪記」で一躍名を挙げた女流作家・林芙美子の人生を描く。初演の2002年に第10回読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞した井上流音楽評伝劇の金字塔が10年ぶりの再演となる。
主演に大竹しのぶ（67）を迎え、その他豪華キャストで贈る。東京公演は11月30日まで同所で。12月には大阪、福岡、名古屋、山形でも公演を行う。
また、2013年に初演されたこまつ座公演「木の上の軍隊」が映画化され、来年公開される。戦中戦後の2年をガジュマルの木の上で過ごした2人の日本兵の実話を描いた物語になっている。
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