◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ドジャースーメッツ(2024年10月14日 ロサンゼルス)
ドジャースは14日(日本時間15日)、本拠でメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦を行い、2回までに6失点する苦しい展開となった。
この日は「ブルペンデー」として救援右腕・ブレージャーが先発マウンドへ。初回、先頭・リンドアに2ボール2ストライクからの8球目、カットボールを右翼ポール際へ運ばれ、先頭打者アーチを被弾。いきなり先制点を許す展開となった。
ドジャースは前日の同シリーズ第1戦で完封勝利。これでパドレスとの地区シリーズ第3戦で2回に6失点して以降、33イニング連続無失点となり、1966年のオリオールズ以来、58年ぶりにポストシーズン(PS)最長記録に並んだ。3戦連続零封も最長タイとなった。
ただ、この日は初回から失点。連続無失点は33イニングで止まり、新記録は樹立できなかった。
さらに、2回は2番手の新人・ナックが登板も先頭・マルテに左前打を浴びると、続くウインカーを四球で歩かせ、1死一、二塁からテーラーに適時二塁打を浴びた。その後、先頭打者アーチを放ったリンドアを申告敬遠とし2死満塁にしたものの続くビエントスに満塁本塁打を被弾。結果的に満塁策が裏目となる、この回だけで5点を失い、大量リードを許した。