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「大谷が苦労しているのが分かる」メッツ指揮官は先発左腕に感謝「勝つチャンス与えてくれた」

スポニチアネックス 2024年10月15日 10時53分

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 メッツ7-3ドジャース(2024年10月14日 ロサンゼルス)

 メッツは14日(日本時間15日)、敵地でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦に勝利。対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 初回、先頭・リンドアが相手先発・ブレージャーのカットボールを右翼ポール際へ運び、先頭打者アーチで幸先良く先制。2回はテーラーの適時二塁打で追加点を奪うと、2死満塁から2番・ビエントスが満塁本塁打を放ち、リードを大きく広げた。

 投げては先発・マナイアが6回途中3失点と力投。後を継いだ救援陣もリードを守り切った。

 試合後、メンドサ監督はリンドアの先頭打者弾に「ホームランだけでなく、彼がファウルで粘ったことが大きかった。そして(8球目を)捉えて本塁打したことが、試合の流れを作った」と粘りの姿勢を評価した。

 さらに、2回の5得点も「ビエントスが大きな一打を放ったのは明らかだ。投手陣がやってくれたことも大きかった。誰が投げてくるかわからないブルペンデーで先制点を奪ったことは重要だった」とうなずいた。

 また、マナイアは大谷を第1打席で空振り三振に仕留め、大谷が速球を振り遅れる場面もあった。指揮官は「タフな打席だ。マナイアは以前と見え方が違うからね。ボールは打者の体を横切っていて、特に左対左、腕の出どころが低く、それを打つのは難しい」とサイドスロー左腕なだけに左打者は苦戦するだろうとした。

 そして「素晴らしい打者にあのような投球をし、2打席目も3球で三振を奪ったのを見ると、大谷がマナイアに苦労しているのがわかる。大谷があのような表情をするのはあまり見たことがないと思う。でも、それがショーン(マナイア)のやり方なんだ。彼が今日の試合に勝つチャンスを与えてくれたことがうれしい」と相手リードオフマンをきっちり抑えてくれたことが流れを呼び込んだと感謝した。

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