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幸運の使者!?試合中にヘビ発見のドジャース右腕「これまでもいろいろなものを見た」過去にワニ遭遇

スポニチアネックス 2024年10月15日 12時17分

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ドジャース3ー7メッツ(2024年10月14日 ロサンゼルス)

 ドジャースは14日(日本時間15日)、本拠でメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦に敗れ対戦成績が1勝1敗のタイとなった。また、試合中にベンチにヘビが現れるハプニングが起きた。

 5回、ドジャースの4番手・ハニウェルが2四死球を出しながらも何とかメッツ打線を無失点で抑え、ベンチに戻ると、階段を降りる際に足元を指さした。

 中継では階段がズームアップされ、そこには小さいながらもウネウネと動くヘビの姿が。5回裏の打席に備えていた大谷も身を乗り出して何事かとのぞき込んだ。

 最終的に球場スタッフがタオルでつかんでヘビを別の場所に移動させて事なきを得た。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」も「ドジャースのダグアウトにヘビが現れて大騒ぎ」と見出しを付けて、ヘビが登場したことを報道。“第一発見者”となったハニーウェルの試合後のコメントも紹介した。

 ハニーウェルは「ダグアウトではこれまでもいろいろなものを見たことがある」と動じなかった理由を説明。実は2015年、レイズ傘下に所属していた頃、フロリダ州で行われたマイナーリーグの試合でワニに遭遇。ベンチの椅子の下に潜んでおり「誰もワニを引き離すことができなかった」と振り返った。

 ヘビにも動じず、この日、3イニングを無失点と好救援したハニーウェルは「プレーオフだ。何が起きても不思議はない」と語った

 MLBでは度々、試合中に“珍客”が訪れることがあり、2022年にはパドレスとドジャースの地区シリーズ第2戦でドジャース攻撃中にガチョウが二塁手後方付近に舞い降りた。そのままプレーは続行され、投手交代の間に球場スタッフが出動して本塁後方、三塁付近へと追いかけた末に捕獲された。パ軍はその試合に勝利し、第3戦からベンチにガチョウの置物を準備。「ラッキー・グース(ガチョウ)」として縁起物のように扱い、見事に地区シリーズを突破した。

 2011年には地区シリーズを戦っていたカージナルスの試合中にリスがグラウンドに乱入して試合が中断。このリスが“幸運の使者”となり、カ軍はこの年、ワールドシリーズを制覇している。

 「MLB.com」はドジャースが敗れ1勝1敗となったものの「ポストシーズンの試合中にMLBのダグアウトにヘビがいるというのは、なかなかの光景だ。ポストシーズンのきっかけになるかもしれない」と今後、ド軍にとって“幸運の使者”になるかもしれないと記した。

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