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ヤンキース15年ぶり世界一へ一丸 先制弾のソトらがジャッジの不振カバー「1人に頼るわけにはいかない」

スポニチアネックス 2024年10月15日 13時15分

 ◇ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ヤンキース 5-2 ガーディアンズ(2024年10月14日 ニューヨーク)

 ア・リーグ優勝決定シリーズは14日(日本時間15日)、ニューヨークで開幕し、東地区優勝のヤンキースが中地区王者ガーディアンズを5-2で下して先勝。伝統のスタジアムに集まった4万7264人の大観衆の前で、2009年以来のリーグ制覇に向けて好スタートを切った。

 0-0で迎えた3回裏、先制弾を放ったのは2番打者のソトだった。ガーディアンズの先発右腕カッブから右中間最深部へ401フィート(約122.2メートル)のソロ本塁打。ポストシーズンで自己通算8号、ヤンキースの一員としては初の本塁打は、肌寒いスタジアムに活気を与える価値ある一打だった。

 今プレーオフでは主砲ジャッジが打率.133(15打数2安打)0本塁打6三振と不振。代わりに打率.353(15打数6安打)のソト、打率.368(19打数7安打)2本塁打のスタントンが打線を支えている。ジャッジについて問われたソトは「重圧を感じているとは思わない。打球が人のいないところに飛ばない日もある。彼は大丈夫だよ」と同僚を思いやるコメント。その上で、「結局のところ、チーム全体の努力が必要なんだ。1人に頼るわけにはいかない」と一丸となる必要性を強調していた。

(ニューヨーク・杉浦 大介通信員)

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