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落合博満氏 中日・井上新監督にエール 「監督にとって一番大事なことは…」

スポニチアネックス 2024年10月15日 20時6分

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が15日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。来季から中日の1軍監督就任することが決まった井上一樹2軍監督(53)について語った。

 今月10日に井上新監督の就任が発表され、動画は翌11日に収録。落合氏は自身が監督の時に選手だった“教え子”の新監督就任に「一樹が監督になりましたか。よかったですね」とうれしそう。

 井上新監督との思い出として「まあ、彼、選手会長やってたんで、優勝の時同じオープンカーに乗ったっていうのは今にして思えば良い思い出ですけど。あと、オレが選手にノック打ってるのを見て、“虫ケラノック”って名前をつけたのは一樹なんでね。で、一樹は一回もオレのノックを受けてないっていう。見てるだけで呆れてたっていう…そんな感じですね」と苦笑。

 「あと、優勝旅行で顔にペイントした時に、オレと森繁和と高柳と井上一樹と4人で。会場を和ませたっていうのはありましたよね。シマウマは高柳(秀樹コーチ)だったような…」とも振り返った。

 改めて井上新監督への期待を聞かれ「ドラゴンズが3年連続最下位になって、浮上するためには、何が一番大事なのかっていうのは一樹が一生懸命考えて。練習、キャンプ、オープン戦、公式戦と進んでいってくれればいいなと思いますけどね。自分がこうだ!と思った信念を貫き通すっていうことが監督にとっては一番大事なことなんだろうと思うし。あとは、このチームで優勝するんだ!っていうことを声高らかにブチ上げてシーズンに臨んでもらいたいなと」と金言も。

 宣言することが大事かと聞かれ「それでできなかったら一時笑われるだけのこと。優勝を目的にしてやらないと、選手がその気にならないんでね。休んでる暇はないですよ」と全員で同じ方向を向くことの重要性を説いた。

 中日の歴代監督に対しては常に温かいまなざしを向ける落合氏。「やるからには優勝めざしてやってもらわないと。最初の出発点は選手を同じ方向に向かせるためにもこのチームで優勝するっていうことをきちっと宣言してやったら良い方向に出ると思います。一樹がんばれ!」とエールをおくった。

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