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紺野美沙子 富山の自宅も能登半島地震で被害「家の中でずっと靴を」 意識も変化…ヘルメットは枕元に

スポニチアネックス 2024年10月15日 16時52分

 女優の紺野美沙子(64)が15日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。1月の能登半島地震について語った。

 紺野は元TBSのプロデューサーである夫の篠田伸二氏が2020年4月に富山県氷見市の副市長に就任したことをきっかけに、元々自宅のあった横浜と、氷見市での2拠点生活をスタートさせた。

 そんな中、富山県は今年元日、能登半島地震を経験している。地震の時は家族で横浜にいたというが、慌てて氷見市戻ることに。「すぐ戻らなくちゃいけなくなって、今年の1月は特に夫もそうですけど、職員の皆さんとか、地域の皆さん、全員で自身の対応に当たるという感じでした」とした。

 地震自体については「もちろん、能登半島の被害が大きいんですが、氷見市は能登半島の付け根に位置していて、富山県の中では一番被害が大きかったんですね。700軒以上のお家が全壊、半壊になってしまって、液状化現象で地面のほうが…。断水もしばらく続いていました」と紺野。「私は1月5日に氷見のほうに行ったんですけど、家の中がめちゃくちゃになって。冷蔵庫が倒れたり、テレビが倒れて壊れてしまったりだとか。1月中はずっと部屋の中の細かいガラス片を取る作業をしたり、ずっと片付けに追われていました。家の中でずっと靴を履いて、生活していました。それでももっと大変な方がいらっしゃるので」と振り返った。

 「今回も全国のいろいろの自治体の方が応援に来てくださって、東日本大震災で大きな被害を受けた福島県の方とか、洪水の被害を受けた岡山県の方とか、いろいろな自治体の方が応援に入ってくださって。自治体だけでなく、民間の会社の方もいろいろな支援物資を送ってくださったり、給水車を送ってくださったり」と感謝。「本当にいろいろな地域で支え合っているんだなっていうのを目の当たりにした経験でした」と話した。

 そんな中、自身の地震対策も変化したそうで「私が氷見に行った翌日にも早朝に震度4の地震があって、びっくりしちゃって。マンションの上のほうの階に住んでいるので、物凄い揺れて。氷見に行くときにヘルメットを持って行って、とにかく揺れたらすぐ被る。だからもう、横浜の自宅でも氷見のほうでも“揺れたら被る!”って、枕元に置いてあります。黒柳さんもぜひ!」とMCの黒柳徹子にも勧めた。

 黒柳が「断水もあったけど、湧き水を組んでおいたのでそれは良かったんですって?」と投げかけ。紺野は「富山県は本当に水が豊富で、自由で無料で水を汲める場所が何カ所もあるんですね。美味しい水が汲めるんですけど、毎週末、水汲みに行くっていうのが日課になっておりまして、汲み置きしたペットボトルの水が何本もあったので、断水の間もしのぐことができて、水の備蓄って本当に大切なんだなって改めて思いました」とした。

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