タレントの中山秀征（57）が、15日までに更新された関根勤のYouTubeチャンネルに出演。タレントのタモリ（79）のすごさを語った。
中山は、タモリについて「タモリさんって、見ているだけだと意外と技の凄さってわからないんです。物静かで」と話し、「さんまさんとかたけしさんと並んだ時に、必ず中立的な立場になる。自分が出るとかじゃなくて、この2人の動きに対してめちゃめちゃエッジの効いたことをするけど、そんなに“どうだ俺が”はやらない」と語った。
だが、タモリがMCを務めていたフジテレビ系「森田一義アワー笑っていいとも！」にゲスト出演した際のことを振り返り「テレフォンショッキングで初めてタモリさんと絡んだ時に、僕はもっと、ドンとタモリさんらしい何かがあると思ったら、逆にない。こっちが焦るんです。なんかしゃべらされちゃうんですよね。普通はMCがしゃべらそうとか、引き出そうとかあるじゃないですか。タモリさんって、入り口を引き出さないんですよね。怖かったんです。でも焦ったら、いつもと違う自分が出るんです。そこからはタモリさんの術中なんです。タモリさんにうまく転がされて」という“タモリ・マジック”を明かした。
中山は「力が入っていないんです。合気道の世界みたいな…」と説明。また、もうすでに売れていた時にタモリに「お前、なんで売れてるんだっけ？」と言われたと明かし「グサっと来るやつですよね」と言うと、関根も「ヒデちゃんがスゲエ売れてる頃。“お前、なんであんなに売れてるんだ？分かんねえよ”って言われて。ああいうこと言うんだよな、あの人な」と大笑いしていた。