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【W杯アジア最終予選】日本と同組・中国が待望の初勝利 インドネシア撃破でW杯切符へ望みつなげた

スポニチアネックス 2024年10月15日 23時30分

 ◇W杯北中米大会アジア最終予選 中国2―1インドネシア(2024年10月15日 青島)

 サッカーの26年W杯北中米大会アジア最終予選第4戦が15日に各地で行われ、日本と同じC組最下位の中国代表(FIFAランク91位)が本拠でインドネシア代表(同129位)に2―1で勝利。同予選初白星を飾り、5位インドネシアと勝ち点3で並んだ。

 中国は同予選開幕3連敗を喫し最下位。それでもイバンコビッチ監督は「日本、サウジアラビア、オーストラリアはアジアのトップチームであり、勝ち点を獲得するためには本当に難しい試合だった。次のインドネシア戦からが本当の戦いの始まりです」とコメント。世界ランク上位3カ国との3連敗は“想定内”だったとし、このインドネシア戦へ向け気持ちを切り替えた。

 試合は前半21分、セットプレーの流れからFWアブドゥウェリが大きな先制弾。大勢のサポーターが詰めかけた本拠を沸かせると、同44分にも追加点。味方のスルーパスからFW張玉寧が抜けだし、ゴールネットを揺らし2点目。

 インドネシアにボール支配されながらも守りを固め、後半42分に失点するも2―1と逃げ切って待望の初白星。5位インドネシアと勝ち点で並び、得失点差の影響で最下位のままとなったが価値ある勝ち点3を獲得。W杯出場権獲得へ望みをつなげ、サポーターは狂喜乱舞した。

 ▽2026年W杯北中米3カ国大会アジア最終予選 18チームが3組(A~C)に分かれ、各組2位までが出場権を獲得。3、4位はプレーオフに回る。プレーオフでは6チームが2組に分かれ、各組1位が出場権を獲得。各組2位同士で9位決定戦を行い、勝者が大陸間プレーオフに進む。最大9チームが出場権を得る。

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