ドジャースの大谷翔平投手（30）が15日（日本時間16日）、メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ（7回戦制）第3戦を前に取材対応した。
1勝1敗となったシリーズは16日（同17日）の第3戦から、メッツの本拠シティ・フィールドで3連戦が行われる。チームは3-7で敗れた14日（同15日）の第2戦後、ロサンゼルスから3時間の時差があるニューヨークへ約5時間のフライトで移動。大谷は練習前に同球場で会見した。
リーグMVPを争うメッツのフランシスコ・リンドア内野手（30）の印象を聞かれた大谷は「レギュラーシーズンからチームを引っ張っていると思うし、それだけ素晴らしい選手ですし、会えば笑顔であいさつして素晴らしいグッドガイですし、僕も好きな選手の一人ではある」とコメント。一方で、「レギュラーシーズンとポストシーズンは全く別ものではあると思うので、レギュラーシーズンで残した成績は関係ない。自分自身もポストシーズンはチームが勝てればそれでいいという気持ちで、リンドア選手もそういう気持ちでやってると思う。お互い、そういう気持ちで素晴らしい試合ができれば」と話した。
ニューヨークは昨季のMVP発表時も、今季レギュラーシーズンのヤンキース戦で訪れた際も街を歩く機会はなかった。ニューヨークの印象を問われた大谷は「バスから眺めている感じで印象がないというか…あまりまだどこかに行ったりとかはない感じですかね」と苦笑い。初体験のポストシーズンで違いを感じるか、との問いには「ポストシーズンとレギュラーシーズンは違うというのは一番感じる。パドレス戦もサンディエゴへ行ってやったけど、雰囲気も素晴らしかった。今回もニューヨーク、敵地へ来て、どういうふうな感じなのか。それはそれで初めてなので楽しみにしてますね」と答えた。