1勝1敗となったナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)は16日(同17日)の第3戦から、舞台をメッツの本拠シティ・フィールドに移して3連戦が行われる。ドジャース、メッツの両チームは15日(日本時間16日)、同球場で練習を行った。
自身初のポストシーズンに臨んでいるドジャースの大谷翔平投手(30)で注目を集めているのが、独特すぎる滑り止めスプレーの使い方。スプレーを空中へ噴射したところにバットのグリップ部分を差し出し、クルクル回しながらつけるもので、9月中旬頃から開始。バットに直接スプレーをかけない珍しい方法に、SNS上でも動画が多数投稿され「魔法のつえみたいだ」と話題となっている。
大谷はこの日、シティ・フィールドで会見。独特なスプレーの使い方について「単に滑らないようにするためか、それとも他に意図があるのか」と質問してみると、「バットが滑らないようにスプレーしてます」とはぐらかして答えた。既にミゲル・ロハス内野手(35)が練習中にまねをしており、ワールドシリーズを目指す連戦中のチーム内で"癒やし"にもなる大谷のルーティンがはやるかもしれない。