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森永卓郎氏 自身の著書のネット書店での意外な扱いにボヤキ 「一個もない」「ちゃんと分類しろよって」

スポニチアネックス 2024年10月16日 11時27分

 がんで闘病中の経済アナリストの森永卓郎氏(67)が16日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演。自身の著書のネット書店での分類に不満を漏らす場面があった。

 パーソナリティーのフリーアナウンサー・垣花正が森永氏について「とにかく最近本を出せば売れるという状態になってまして、出版ラッシュが続いてますもんね」と紹介した。

 森永氏の最近の著作の中では「書いてはいけないー日本経済墜落の真相」が27万部、「ザイム真理教-それは信者8000万人の巨大カルト」が19万部のヒットとなっているというが、垣花は「ザイム真理教」については新古書店に売ろうとすると、「うちは宗教本を扱っておりません」と断られるケースがあると伝えた。

 「ということは森永卓郎さんは教祖だと思われてるんですか」と続けると、森永氏はあるネット書店では「私の書いた本で“ビジネス”に入ってるの一個もない」と自身の著作が「ビジネス」本に分類されていないと嘆いた。

 「他の人は全部ビジネス本に分類されてんのに。私1個も入ってないんです」と森永氏。垣花が「経済アナリストの肩書を無視されてるんですね」と話せば「そうそうそう。ちゃんと分類しろよって私思いますけど」とぼやいた。

 「ジャンルにならないっていうのが昔から。一応大手(出版社)でデビューしたのは『悪女と紳士の経済学』っていう本だったんですけど、これねえ書評が100何10出て物凄い話題になったんですけど、実は初版絶版になってます」と告白。「それを置く場所がなかったっていう。何に分類していいんだかよく分かんない」と理由を明かすと、「経済学に置かれたことは一度もなかったです」と苦笑した。

 垣花は「モリタクさんの書く本っていうのは確かにそういう意味ではジャンルをまたいでいるのかもしれませんね」と言い、「そういう意味では森永卓郎というジャンルを作ってもらうしかないですね、棚に」と提案。森永氏は「もういくつかの書店ではできてるんですよ」と明かしていた。

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