原発不明がんで闘病中であることを明かした評論家の山田五郎氏(65)が16日までに更新した自身のYouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」で、寄せられた多くの励ましや心配の声に感謝を述べた。
今月4日に同チャンネルで、原発不明がんと診断され「ステージ4B」で抗がん剤治療を受けていると公表した山田氏。15日に公開した動画では「心温まるコメントをたくさんいただいて役に立つ情報もいろいろいただいたんですけど、それ以外にスーパーチャットっていうんですか?大変たくさんいただいちゃって、治療費のことを皆さん心配してくださってるのかなと思って」と話し、ユーザーからYouTubeのスーパーサンクス機能を使って“投げ銭”が送られていることを告白した。
「同じ原発不明がんの森永卓郎さんが(治療に)お金掛かるって言うから俺もお金掛かると思われて心配してもらってるのかなと思ったんだけど。森永さんは自由診療をやってるからお金掛かるんであって、私の場合は今のところ保険適用の標準治療をやっている」と今は公的医療保険が適用される標準治療を受けていると説明。続けて「高額療養費制度もあるわけですよ。あと生命保険、がんに手厚いやつに入っているので、この先、先進医療的なことが必要になっても先進医療特約がある」とし、「お金の心配はないということで」と明るく現状を語った。
それでも「せっかく皆さんからいただいたから、この椅子を買いました」と腰に優しい椅子を購入したといい、「本当にどうもありがとうございました」と頭を下げた。
山田氏は4日の動画で、以前から腰の不調を訴えていたが「ぎっくり腰だと思っていたら、がんが骨に転移していて腰椎を圧迫していた」と話していた。