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川崎Fの鬼木達監督が今季限りで退任 在任8年で7度のタイトル獲得 クラブが声明「最大限の謝意と敬意」

スポニチアネックス 2024年10月16日 15時32分

 川崎Fは16日、鬼木達監督(50)が契約満了に伴い今シーズン限りで退任することを発表した。現時点で後任は未定。

 鬼木監督は17年に川崎Fの監督に就任すると、1年目で悲願のリーグ制覇を達成。翌年には連覇も果たした。リーグ制覇4回、19年ルヴァン杯、20、23年天皇杯と8シーズンで7度のタイトル獲得に貢献した。8季目を迎えた今季はJ1でここまで10位と苦戦。13日のルヴァン杯準決勝で敗退が決まり、主要タイトルで無冠が確定していた。

 クラブは吉田明宏社長名義で「川崎フロンターレを応援してくださる皆様へ」と題した声明を発表。

 「鬼木監督は、1998年に選手として期限付き移籍で加入し、2003年からはキャプテンも務め、チームのJ1昇格に大きく貢献し、活躍されました。現役引退後は2007年からスクール・アカデミーコーチを務め、2010年からトップチームコーチ、そして2017年からはトップチームの監督として、これまで長年にわたりクラブの歴史を築きあげてきたフロンターレファミリーを代表する功労者の一人です」とし、「そして、なにより2017年のクラブ初タイトルとなるJリーグ優勝を皮切りに、Jリーグ制覇4回、Jリーグカップ優勝、天皇杯優勝2回と、8シーズンで7つのタイトル獲得を成し遂げたことは、クラブのみならず日本のサッカー界を代表する監督であることを示しています。鬼木監督の情熱と求心力が、選手とクラブの成長に大きく寄与したことは明らかであり、クラブとして最大限の謝意と敬意を表したいと思います」と指揮官に感謝した。

 「鬼木監督の契約期間が満了する今シーズン終了まで、J1リーグ戦6試合、ACLEリーグステージ4試合が残っております。これまで鬼木監督が築きあげてきたフロンターレらしさであるアグレッシブなサッカーと全員が最後まで諦めないプレーで、勝利を目指してまいります。鬼木監督のもと、選手、スタッフ、チーム関係者全員、そしてファン・サポーターの皆様で一丸となり共に戦っていきましょう。引き続きのご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

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