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史上初!東海大柔道部から角界入り 岡田綾太朗が高田川部屋へ入門 きっかけはウルフ・アロン

スポニチアネックス 2024年10月16日 20時8分

 名門・東海大柔道部の岡田綾太朗(4年)が大相撲の高田川部屋への入門会見が16日、神奈川県の東海大湘南キャンパスで行われた。同大柔道部から角界入りは史上初。

 会見では座るとジャケットのボタンが外れるほどの太鼓腹の岡田は「高田川部屋に稽古に行かせてもらい、相撲の厳しさ、楽しさを柔道とは違いを肌で感じることができた。幕内を目指したい」と決意表明。師匠となる高田川親方(元関脇・安芸乃島)は「東海大柔道部は柔道の頂点。相撲は素人だが、ポテンシャルが高い。角界入りして柔道部の名を汚さないように頑張ってほしい」と期待する。

 今回の入門は同部OBで東京五輪金メダル、パリ五輪銀100キロ級メダリストのウルフ・アロン(28)が今年の初めにYouTube撮影で「岡田を撮ったら面白い」と力士体形の岡田を高田川部屋に連れて行ったことがきっかけ。先輩のウルフは「圧力もあるし、突進する力もある。応援したい」とエールを送った。

 今後は部屋で稽古しながら11月の九州場所の新弟子検査を受け、初土俵を踏む。

 ◇岡田綾太朗(おかだ・りょうたろう)2002年5月11日島根県出雲市出身の22歳。5歳から柔道を始め、松江市立第2中から兵庫県の育英高に進学。東海大体育学部武道学科に入学し、2年の時に東京学生柔道体重別選手権大会100キロ超級で3位入賞が最高。相撲経験はなし。2年先輩には高田川親方の長男・堅盛さんがいる。1メートル76、160キロ。

 

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