◇パCSファイナルステージ第1戦 ソフトバンク5―2日本ハム(2024年10月16日 みずほペイペイD)
ソフトバンク・小久保裕紀監督(53)は「今日は川瀬に尽きます」と27歳内野手のスーパープレーを称えた。
3回、1―1と追いつかれ、なお1死一、三塁のピンチ。
松本剛の当たりは中前に抜けるかと思われた。そこに飛び込んだのが川瀬晃だった。
横っ飛びでキャッチするとすかさず二塁ベースカバーの今宮にトス。今宮も体を回転させながら一塁転送で併殺を完成させた。
「自分自身もシビれました」と、プレーを振り返った川瀬。今日は眠れない理由に「帰って自分のプレーを何百回も見たい」と明かしてスタンドを笑わせた。
バットでも2安打。勝ち越しのホームも踏んだ。
「2番・二塁」に抜てきした小久保監督も「あのゲッツー。あそこで逆転されていたらすんなり追加点は取れなかった」と称えた。