◇セCSファイナルステージ第1戦 DeNA2―0巨人(2024年10月16日 東京D)
DeNAのアンソニー・ケイ投手(29)が16日、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦に先発登板。6回102球を投げ、巨人打線をわずか1安打無失点に抑える快投でチームを勝利に導いた。
今季の対巨人戦は8試合に登板し1勝5敗、防御率4.64と苦戦した左腕が、短期決戦の大事な一戦で見事な快投を見せた。
チームを5投手による完封リレーに導いた左腕は、敵地でのヒーローインタビューに「相手は戸郷なので、僅差の勝負になると思っていました。佐野がホームランを打ってくれて勢いがつきました」と笑顔を見せた。
その大きな先制点をもたらした佐野の一発は「実はその時、トイレで用を足していて見ていませんでした。点を取ってくれて良かったです」といたずらっぽく笑ったケイ。苦手にしていた巨人を相手に力投を見せた助っ人左腕に、三浦監督も「最高の投球をしてくれました」と手放しで称えていた。
17日の第2戦の予告先発は大貫。リーグ最多勝の菅野と投げ合う。