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走者の有無で成績が両極端の大谷翔平 PSの歴史で前例はあるのか?「既に知っていたことが明らかに」

スポニチアネックス 2024年10月17日 7時18分

 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のジェイソン・スターク記者が、ドジャース・大谷翔平投手(30)がポストシーズンの打席で塁上に走者がいない状況で打率.000(19打数0安打)、走者がいる時は打率.750(8打数6安打)と極端な成績の違いを見せていることについて、前例を調査している。

 ポストシーズンの歴史の中で、走者がいない状態で19打席以上無安打だった選手が52人。そのリストには、アーロン・ジャッジ、ウェイド・ボッグス、マーティン・マルドナードまで、様々な名前が並ぶ。しかし、ジャッジらの成績は大谷に類似するものではなかった。

 52人のうち、無走者で打率が.200未満だった選手が19人、打率が.200台だった選手が20人。無走者で結果を残せていない選手のほとんどは、有走者でも同じくらい打てなかった。

 大谷に近い成績を残したのは1人だけだった。15年にロイヤルズが世界一に輝いたときのロレンゾ・ケイン外野手だった。無走者では20打数0安打で、有走者で18打数9安打の打率.500。それでも大谷はケインの打率をさらに250ポイントも上回っている。

 「今回もまた、統計上で既に知っていたことが一つ明らかになった。それは、大谷翔平は別格だということ。他の誰もが及ばないということです」。スターク記者は結論をこう述べている。

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