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第4戦先発の山本由伸「立ち上がりが凄く大事」メッツは「凄く勢いのあるチーム」千賀滉大とも談笑

スポニチアネックス 2024年10月17日 7時20分

 ドジャースの山本由伸投手(26)が16日(日本時間17日)、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦の試合前会見に出席。先発する第4戦に向けて意気込みを語った。

 山本はパドレスとの地区シリーズ第1戦で先発して3回5失点で降板も第5戦では5回無失点。パドレス・ダルビッシュ有投手(38)との日本人先発対決で好投を繰り広げ、リーグ優勝決定シリーズ進出に貢献した。第1戦と第5戦の違いについて問われると「2戦目(第5戦)の方がより自分のフォームでいい投球ができたと思います」と振り返った。

 メッツ戦に向けては「立ち上がりが凄く大事だと思いますし、先制点が流れを左右することもあると思うので、ピッチングの中で立ち上がりは凄く大切にしています」と話した。ここまでのメッツの戦いぶりについては「凄く勢いのあるチームだと思いますし、凄くいい選手がたくさんいる。ベストな状態でやりたいなと思います」と印象を語った。

 ドジャース投手陣はグラスノー、ストーン、カーショーと先発陣に故障者が相次ぐ。その中での役割について問われると「いろんなことが起きますが、1人1人がカバーし合って戦えている。僕も少しでもチームでも貢献できるように。僕がケガをしている間もいい成績で戦ってくれていた。逆の立場になった時に少しでもチームにプラスのことができるように頑張りたいと思います」と話した。

 デーブ・ロバーツ監督も同じく試合前会見に出席。山本由伸については「大局的な視点から見れば、フロントオフィス(球団幹部)からコーチ陣まで、彼が慣れ親しんだルーチンやスケジュールを守れるようにするという点で、我々の組織は素晴らしい仕事をした。由伸にとって、長いメジャーリーグのシーズン、メジャーリーグの打者に対して何が機能するか、しないのかを学ぶという意味で、非常に良い学習の年だった。怪我で故障者リストに入ったのは、彼にとっても、私たち全員にとっても大変だったが、非常に強い意志と切迫感を持って復帰した。見ていて素晴らしいことだった。そして、彼をポストシーズンに送り出すだけでも、とても興奮した。彼は次の何年か、10年かに向けて、そういうことを積み重ねていくことができる」と話した。

 山本は自身の練習を終えると、メッツの千賀と約15分談笑。その後、ダッシュでベンチに戻った。

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