メッツのカルロス・メンドサ監督（44）が16日（日本時間17日）、本拠でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦の試合前にメディアに対応。千賀滉大投手（31）を第5戦で登板させる予定であることを明らかにした。
囲み取材に応じたメンドサ監督は「千賀は第5戦で投げさせる予定。どれくらい投げさせるかは、これから様子を見て決める」と話した。ただ、この段階では先発とは明言しておらず、中継ぎ起用の可能性もある。
千賀はこの日、ブルペンで約60球の投球練習を行った。五分程度の軽めの内容だったが、田代トレーナーがスマートフォンで撮影した動画でフォームを確認。重点的に股関節の動きをチェックした。千賀は13日（同14日）のドジャースとの第1戦で先発し、2回途中2安打3失点。30球のうちストライクはわずか10球で4四球と制球を乱すなど、不本意な投球に終わっていた。
メッツナインは試合前セレモニーでこの日先発する右腕セベリーノの背番号40をアイブラックで書き込んで登場。マナイア、キンタナら先発陣ととともに千賀も両目の下に40と書き込み、自身の名前が呼ばれるとカメラに向かって右手と左手で「4」と「0」を作ってセベリーノにエールを送り、一致団結をアピールしていた。