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MLB史上ワースト121敗のホワイトソックスオーナー 球団売却に前向きと米報道 元ア軍投手らと協議中

スポニチアネックス 2024年10月17日 10時26分

 今季大リーグのシーズン最多敗戦記録となる121敗(39勝)を喫したホワイトソックスのジェリー・ラインズドルフ氏(88)が球団売却に前向きな姿勢を示していると米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が16日(日本時間17日)付で報じた。

 同サイトによると、1981年にオーナーとなったラインズドルフ氏は、ドジャースやアスレチックスなどで活躍したデーブ・スチュワート氏(67)が率いるグループと活発な話し合いを続けているという。スチュワート氏はアスレチックス時代の1987年に20勝を挙げて最多勝を獲得。1989年にはワールドシリーズMVPにも輝いた実績を持ち、アスレチックス時代に背負った背番号34は同球団の永久欠番に指定されている。

 ホワイトソックスは今季、1962年のメッツ(120敗)を上回る121敗を喫し、62年ぶりに大リーグ記録を更新した。ラインズドルフ氏は今年9月に「この組織の全員が今シーズンの結果に非常に不満であることは言うまでもない」と声明を出していた。ホワイトソックスは2021年にア・リーグ中地区で優勝したものの、2005年にワールドシリーズで優勝して以来、ポストシーズンで勝利していない。

 スチュワート氏のグループは、以前オークランド・コロシアムのオークランド株を買収しようとしていた。また、スチュワート氏は米テネシー州のナッシュビルに拡張球団を誘致しようとしている。

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